江村治樹 《戰国秦漢時代の都市と國家目次》 目次

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《戰国秦漢時代の都市と國家》
江村治樹 著
白帝社 2005年9月


目 次
はじめに  3
  中國史の特質 3
  戰國時代とは 7

第一章 戰国時代の都市の発達   19
中国史上における都市の発達  19
文献に記されほみた古代都市の規模  23
古代都市遺跡数と规模の時代的変動  29
戰国時代の都市遺跡  34

第二章   都市発達に関する二つの見方 51  
  経済都市—宇都宫清吉說  51
中国の研究者の見解  55
政治·軍事都市—宫崎市定說  59
その後の日本の研究者の見解  62

第三章   都市発達の地域的片寄り  67
都市遺跡の分布  67
考古資料の限界  72
「史記」の記述の検討  78
趙と斉の都市分布と規模—「戰国策」趙策三の再検討  82
分布の空白地への追究  86

第四章   三晋地域の都市発達の要因  93
三晋地域の地理的位置  93
春秋時代の下剋上の進行  98
青銅器かち見た社会変動  102
鉄器と牛耕の普及  108

第五章   戰国都市の制度的特質  114
出土文字資料  114
兵器製造機構  119
貨幣の発行  125
戰国諸国家の都市支配  131

第六章   三晋都市住民の性格  138
都市住民の構成組織  138
上党郡の都市住民の動向  143
秦の侵攻と上党郡の行为  148
三晋諸都市の反秦抵抗  154

第七章   都市における「市」の役割  158
古代の「市」の形態  158
「市」に对す国家规制  164
ァジ—ルとしての「市」  170
「市」における與論の形成と操作  174
情報の結節点としての「市」  181

第八章   秦の天下統一と都市  186
なぜ秦は天下統一が可能でぁったか?  186
東方諸国滅亡の原因  194
秦郡の設置過程  198
秦帝国の都市支配强化  203
法令中心主義  211

第九章    秦末の都市反乱  218
秦帝国滅亡の原因  218
郡県の「少年」の反乱  225
劉邦の沛県奪取  231

第十章    漢帝国の都市支配   237
高祖の诸施策  237
规则の缓和  246
黄老思想の流行  251
武帝期の政策の転换  257
漢帝国における都市の行方  264

終章  官僚制の形成と都市  272
官僚の任用と「賢者」  272
「賢者」任用の制度化  278


資料  302
ぁとがき  303